土方歳三曰く、「坂本は珍しい人傑」

昨日放送されてた「ニッポン人の好きな100人の偉人」で龍馬さんが2位。
と言うわけでそんな大人気な龍馬さんに便乗して、
土方さんの魅力をもっと知って貰おうという魂胆でこの記事を書きます。

いや…逆に龍馬さんの人気をあげてしまうか?…まぁそれでもいいや。

●元新徴組隊士:千葉弥一郎さんの証言

坂本龍馬を殺したのも、近藤のように思われていたが、今ではすっかりその時の事情も分って、近藤が殺したのではない。名は忘れたが、会津藩の剣士が殺したのだということが分るようになったが、あの時も近藤が坂本を殺そうとしたのを、坂本は珍しい人傑だから、まあもう少し生かして置いて、どんなことをするか見てからにするのも宜かろうと、土方が止めたのだというように聞いている。


まあ証言つっても又聞きの話なんですが。
こんな話があるんですよー!…てもう知られてんのかな;汗。
この人は近藤さんと土方さんの関係についても熱く語ってくれてます。

「新徴組」ってのは平たく言えば「江戸の新選組」です。
京都の新選組が会津藩配下で京都市中見廻りを仕事とするなら、
新徴組は庄内藩配下で江戸市中見廻りをしてたという感じです。
もとは同じ浪士組から発生した団体だから、ちょっと交流もあったらしい。

「会津藩の剣士」ってあるから、一瞬「あれ、見廻組じゃ?」と思った。
でも佐々木只三郎さんとか会津藩の出身なので結局そうことかも知んない。

この証言は『同方会誌』という昔の会誌の60号に収録されてるそうです。
現代語版は↓に収録されてました。上の引用はそこからです。

土方歳三―新選組の組織者


せっかくなのでもうちょっと引用させてください。

しかし、近藤も土方が無かったなら、或るいは勤王党の人々に不意の襲撃を受けて、もっと早く京都で殺されたかも知れぬが、土方が好(よ)く細心の注意を払って、近藤に余りな無謀のことをさせなかったから、近藤の命もあれだけ続いたのだろうと思う。
―――――中略――――――
紀州の三浦安なども土方の人物には少なからず敬服して、若(も)し土方が居なかったなら、近藤には部下を御する才が欠けているから、新撰組はもっと早く分裂したろうが、土方が近藤と隊員との間の連鎖となって、よく隊員等を慰撫していたのだということであるが、私もそうだろうと思う。土方は剣士として立派な腕前があったばかりでなく、近藤の女房役として近藤のために少なからず働いている。私なども土方と対座しても決していやな感じが起らず、まことに親しみのある人物だという感じがした。


うあーイイ人だぁ千葉さんて人ぁ!
ただ近藤さんがメタクソ言われてますけど/汗。なんだろこの差。
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COMMENTS

あるゆさん
千葉ちゃん・・・いい人だ・・・・・。
歳三の人物像って、本当にあんまり語られてないので、貴重な証言ですね!!
記事、ありがとうございました!!!
(二日酔い、はなおりますた・・・汗。また、今度どっかで、
ゆっくり語りませう♪)

>julesさん☆

いい人ですよね…しみじみ。
本当はもっと語ってるんですよ。元は清河八郎の傘下らしいです。
近藤さんと土方さんのやんちゃ時代まで語ってて、「え、なんでそんな事知ってんの!?てゆかそれホントかお前!?」て、ついツッコミ入れたくなります笑。

はい!また機会があればお話しましょー!*^ワ^*

土方さん、いいよねー。
わたしもその本持ってるから知ってたー。

坂本龍馬、もっと生きてたら、何か変わってたかな??
歴史に「もし」はないし、もうやりあきた議論かもだけど、やっぱ気になっちゃうんだよねぇ

>みつぅ

ねー、どうなってたかね。

龍馬ってやっぱ結局は倒幕派だよねぇ。
海戦とかに参加したりすんのかな。それか武器売買とか??
サッサと外国行っちゃったりして(笑)。

長くてごめんね

あるゆさん、こんにちは~。この本、いいですよね(涙)。千葉さんのこの記述で「トシ&龍馬は、実はマブダチ?」てな妄想三昧になってしまった私です。がっ!
このほど読了しました「あやつられた龍馬」(加治将一・著)で、私はちょいと思うところがありまして。
この本は、「龍馬=フリーメーソンエージェント説」をとっています。(陰謀トンデモ本、などとはなっから嫌う人もいますけど・苦)ま、骨子は次のとおり。
・欧米列強、とくに英国は、日本を根底から作り変える必要があると考えた(洗濯したしたく?)。そのためには、幕府を倒し、古き日本を徹底的に葬り去らねばならない。
・しかし、政府が表立って内政干渉をするわけにはいかないし、外国人の手による革命など、到底国民は受け入れないだろう。だから、強固な組織力を持つ秘密結社・フリーメーソンが、英国の諜報部として陰で動いた。有望で優秀な武士や郷士の若者達を選び出し、徹底的に教育(洗脳・・・西洋は凄いぜよ、かなわんぜよ、という感じで)し、手足として使うことにした。(実は、欧米の政府高官たちは、ほぼメーソンであった)
・そうやって、まず薩摩藩を傀儡にし、続いて長州、土佐、さらには幕府側にも自分たちの言うがままになる人脈をつくっていった。幕府側のエージェントは、そう、勝センセイですな。そして、西周。実は徳川慶喜公もそうだった?(幕府にも手を伸ばしていったのは、どっちに転んでもいいように、です)
従って、「薩長同盟」なるものも、実は陰&裏でしーっかり仕切られていた方針なので、別に龍馬の手柄じゃない。龍馬のバックに英国があったから、ということ。
・その際、強力な力になったのは、武器の販売。武器ほしさに、西南の雄藩はホイホイなびいた。その商売を仕切ったのは、もちグラバー。その一番弟子&代理人が坂本龍馬。亀山社中は、日本初の武器商社(死の商人、ですね)。
・しかし、英国諜報部の方針「武力によって、徳川幕府を徹底的に叩くべし」に、ただ一人叛逆したのが、最も優秀なエージェントであった坂本龍馬だった。
・龍馬は、なんとか武力衝突を避けようとして奔走した。あろうことか幕臣・永井尚志にまで話を持ちかけた。これが英国諜報部の逆鱗に触れ、暗殺計画が実行された。「目障りだ!」
・実行犯が新選組・見廻組であるはずがない。永井尚志は「坂本を斬るな」と命じていた(ソレっぽい場面が「組!」にもありましたよね)。
以下、続く・・・え~と、興味がわいたら、読んでみてください。暗殺実行犯についての推理は、斬新(・・苦)ですよ。
長々書きましたが、千葉氏記述と「龍馬は、永井様にも相談していた」をあわせると、一つのストーリーが出来ませんか?
永井様は、近藤さんよりも土方君と密かにあれこれ話し合っていたのではないか?
土方君と龍馬は、逢引・・否、密会していたのではないか?
龍馬は、自分の信念に基づいて取った行動が、実は売国的な結果になったと感じていたのではないか?
龍馬の思いを知っていたから、そして「俺たちの国は、俺たち自身が作り上げていくんだ。列強の属国なんてゴメンだ」と思うからこそ、永井様も土方君も、そして総裁やケースケ達も、北の大地に共和国(=誠の日本)を作ろうとしたのではないのか?
(「武揚伝」もちょっと入ってます・涙)
・・・妄想が炸裂してしまいました。すいません、あるゆさん。

>一人虫さんw

おぉーっと!これはもしや最長記録じゃないですか!?笑
いやもうどんどん書いちゃって構わないんでv

↓これですね♪ミッチーがドラマ主演したやつですよね♪

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土方さんて試衛館時代、何気に千葉道場と練習試合とかもしてるんですよね?確か。(←佐藤彦五郎日記)坂本龍馬と、例えそこまで親しくはなくとも、見かけた事ぐらいはあったりして、噂にもどういう人物かは耳に入るだろうし、そうでなきゃ「珍しい人傑」なんて評価もできないですよねぇ。

千葉さんの証言以外に、土方さんと坂本龍馬の接点とかが見つかったら面白いのにー!あんまりこじつけ的なのは嫌ですけど笑。
二人とも早くから洋装になった方だし、
倒幕か佐幕か、てのが無ければ気も合いそうな気がします♪♪

うーん( ̄へ ̄;外国の陰謀…フリーメーソン??
そいつらが全ての流れを作れるほど日本は安い国じゃないと思ってますけど、でも外国の利益とか、武器輸出がいろいろ関わってたんだろーなーとかはなんとなく思います。
あの時代に大きな戦争してたのは日本だけで、諸外国の武器商人たちのかっこうの市場だった、て…どっかで読みました(どこだよ)。
ブリュネさんの手紙にもそれっぽい事書いてあるし…。
とにかくいろいろな思惑が交錯してごった返していたのがあの時代だと思うんですよねぇ。動乱の時代。だからおもしろい、みたいな。

いやははは(汗)、あるゆさん~恐縮です。
実は私、ホラー・オカルト・SF大好き!ついでにトンデモ本も大好き!なのです。(いま、「火星の土方歳三」という小説を探してます)
なので~、「トンデモ本」との付き合い方を少々語らせてください。(実は、ちょっと責任感じてw)
トンデモ本は、「一事が万事、ソレ」なのが特徴。フリーメーソンならフリーメーソンが「○○の背後にいた!全てフリーメーソンの仕業だ!」となるわけ。「フリーメーソン」の部分を「宇宙人」に置き換えると、感じが掴めるでしょう?
そして、トンデモ本は大抵、「このハナシは、何の資料に基づいているのか?」という部分が曖昧です。ちゃんとした歴史解説書は、いちいち出典を明記していますよね?それがないのです(「あやつられた龍馬」も、ほとんど明記していない)
だから、決してトンデモ本は、真正面から向かい合ってはダメです。基本的に、エンターテインメントだと思うべし。
しかし、それでも私がトンデモ本好きなのは、大多数のガラクタの中に、きらっと光るものがほんの少し見つかることがあるから。
この「あやつられた龍馬」の主張、幕末フリーメーソン暗躍説も、大筋では正しいと思っています。ただ、現実はもっと複雑で一筋縄ではいかないから、この本の主張は「真実の、ほんの一片」に過ぎないでしょう。ジグソーパズルのピースいっこ。
だから、トンデモ本漁りはやめられましぇ~ん♪下手なSFより面白いしね。

余談ですが、幕末日本に大量に持ち込まれた武器弾薬は、アメリカの南北戦争の在庫処理品が多いのだそうな。死の商人が考えることは、いつの時代も同じなんですねー。

>一人虫さん☆

いやいやいや!私もトンデモ本好きですよ!汗

むしろ史実に忠実な小説とか漫画の方が少ないです;
史実に拘り過ぎる作品は好きじゃないんですよね…;ただでさえ文章苦手なのに(文系のくせに)、「またこの展開かよ~もういいよ~この展開は~」てなっちゃうもんで^^;トンデモ本の方が、「えー!!そんな展開あり!?笑」てなるので、下手にマジメな時代小説より私は楽しめますv

でもコレややこしいのが、「研究本」として出している本は、トンデモ本じゃ嫌だ、みたいな…生意気でスイマセン;例えばドラマで白づくめのフリーメーソン集団が長崎にドババーンと現れて龍馬を拉致って洗脳!!みたいなのがあっても全然イイ、てゆかむしろそんなドラマ見てみたいんですけど/笑、あのーそれを本当にあった事のように描くのはやめてほしい、て感じです。

…うーん;;微妙なとこなんですがぁ…
遊びで作るんなら思いっきり遊んで、研究本として作るんならもっと徹底的に研究して出して欲しい…ような…( ̄△ ̄;(←お前がはっきりしろ!)
あ、だから別にトンデモ本が嫌いなわけじゃないんですよーッ!

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